お疲れ様です、メタキンです。
本日はニク(29)の日ということで最近導入した歪みペダルをご紹介←
自分がこのメーカーのものに手を出すことは多分ないだろうなーとずっと思ってたのですが、ベーシスト14年やってて初めて手を出しました。
TECH21
YYZ SHAPE-SHIFTER
こちらは商品名のYYZから察せるかと思いますが、Rushのベーシスト、ゲディー・リーのシグネイチャーペダルです。
もう一個DI機能に特化したものもありますが、自分は機能的にも大きさ的にもこちらで良いと判断しました。
サンズでお馴染みのTECH21、使うとどんなベースでもサンズの音になると言われておりますが、こちらもサンズほどではないですが原音は結構加工されます。
このペダルの肝はクリーンを司るディープと歪を司るDRIVEのミックス具合でしょう。
これでサウンドの核を決めます。
歪サウンドはYYZで聞けるようなあの感じの歪みで結構万人受けすると思います、12時手前でもがっつり歪みますが、もっと上げても芯がつぶれるような感じはしません。
しっかり上げるとギリディストーションっぽいって印象です。
DEEPですがこちらは原音に対してかなりローの成分が足されます。
文字通りDEEPなサウンドに。
なので仮にブレンドでDEEPに振り切るとかなり輪郭の丸いドシっとした音に、逆にDRIVEに振り切るとパキついた歪みが出てきます。
なのでこの両極端の音をミックスし、自分の好みを探っていき音を作っていく感じですね。
個人的には歪みの量を決めてからミックスで落としどころ探して、あとはEQを調整するという感じでやっていけば良いかなと思います。
そしてミニスイッチが2つありますが自分はTIGHTスイッチのみオンで使用してます。
MXRのM80についてるようなカラースイッチみたいなものです。
DEEPが自分には少し輪郭が足りないなと思ったのでこれをオンにしてクリーンだけでなく歪みにもメリハリを付けれます。
もう一個のSHAPE-SHIFETRスイッチは右下のBOOSTスイッチをオンにした際に作用します。
このBOOSTスイッチはプレゼンスと呼ばれる超高音域の歪みをトップに追加できます。
そしてその際、SHAPE-SHIFETRがオンになっていると説明書ではSchmegilka(シュメギルカ)をトップに加えることができるとなってますが、これが何とも言えない素晴らしいものというふわっとした表現になっていて、自分もオンにしたとき高音域によりジャギっとした歪みが追加されたかなという印象でした。
自分にとってはBOOSTスイッチだけでもかなり攻撃的でやりすぎなサウンドになるのでこちらはオフで使用してます。
ここ最近バンドでメインの歪みとして使ってますが、評判は上々。
自分でも使用していて埋もれることなくきちんと抜けて、要所要所でBOOSTスイッチを使用してフレーズを際立たせるという風に使っていて弾いてて気持ち良くなるサウンドです。
ここ今までいろんな歪みを試してきましたが、流行りの物は音が腰高で合わなく、後追いのメーカーも多いので中々良いものに巡り合ってなかったのですが、久々に良いものに出会えました。
DI特化のDI-2112も機能が多彩でより細かな音作りも出来てより原音重視であればそっちの方がお勧めです。
ただオンオフが無いのが個人的にネックなのでいずれそこの改善版が出くれたらな思います。
ではまた。