お疲れ様です、メタキンです。
二か月ぶりの更新です。
ライブやら仕事でバタついておりましたがようやく定期的に書けそうです。
というわけでもうずいぶん前から導入していた機材をご紹介。
EVA電子
HighGrade Sound StabilizerⅢ SSPH-HG2 30V Hi-Z
機材好きの間では名が知れているeva電子さんの最上位のバッファーになります。
値段や機能に応じたバッファーも多数あるのであくまで最上位というのは使われてるパーツなどの品質面が強いかと思われます。
サウンド的には派手な味付けは無く、あくまで元々のサウンドをよりクリアにするって感じです。
ベースで使うと電源次第で音が硬めの印象を受けますが、自分は以前ブログでも紹介したKES KIP-V.A.C.9からoyaideのカスタムDCケーブルとhumpback engineeringのDCフィルターをかましてローからハイにかけてレンジを確保できているなと思っております。
元々自分はバッファーはかれこれneotenic soundや29 pedalsなど使ってきており、なぜこれに乗り換えたのかというと、今更になって位相やインピーダンスという沼にハマってしまったからです。
このeva電子のバッファーは機能として位相や入力インピーダンスの変更があります。
自分はパッシブもアクティブもバンドごとで使い分けるので入力インピーダンスがハイである時もローであるときもあります。
やはり入力インピーダンスをきちんと合わせることでサウンドがより明瞭になるなというのは実際この機能を使って痛感しました。
そして位相に関してはこれはもう気にしてもしなくてもというのは正直あります。
結局気にしてもピッキングや他の要素で正相にも逆相になるので気にしすぎるとノイローゼになるかも(笑)
とはいうものの、せめて元々逆相出力のものくらい正相に直しておくかってのはあったので、自分も持ってる竿で逆相出力のもののみ反転させてはいます。
ちなみに間違いなくサウンドの感じ方は変わりますが、それが外で聞いてて人に伝わるかは何とも言えません、もうこの辺は自己満というか意地に近いところがあります。
そしてこのモデルの一番の売りポイントはハイインピーダンス出力であるというとこ。
普通エフェクターやはハイ受けロー出しが基本です。
アンプもハイ受け前提。
インピーダンスについてはここで説明するよりもネットで有益な情報が幾らでも転がってるので省略。
しかしエフェクターをかました時点で信号はローインピーダンスに変わります、なので次のエフェクターやアンプがハイ受けに対してローの信号が行くのでセオリーに反しているというわけです。
本来の狙ったサウンドとは少しずれが生じる上にエフェクターの場合それが直列で連続で続くと音痩せにもつながります。
eva電子さんではこの辺を解決するためにインピーダンスマッチというエフェクターのモデファイもしてるようなので気になる方はcheckです(ロー受けロー出しになったはず?)
昨今はKemparやQuadcortexなど高性能なアンシミュを使う方が増えてきましたがその機材の直前にこれをかますことで、音がより良くなるというのを狙ったものなんです。
なので基本はアンプの前やマルチの前に最短距離に置くことで効果がより大きくなるというのもありますが、勿論先頭でも使えます。
自分は先頭に置き、最初のエフェクターのハイ受けにハイの信号を送ることでより強く太い信号を送るということを目的としています。
直後にチューナーがありますがトゥルーバイパスなのでそのままハイの信号が先頭のエフェクターに行きます。
長々と書きましたが、まあ要は導入してだいぶ快適になりましたってことです。
色々バッファー試してきましたが現状自分のシステム的に必要なものも揃っていて、音も満足なので一旦バッファーの旅はこれにて終わりですかね。
ではまた。